日本相撲協会の英語圏向けユーチューブチャンネル「SUMO PRIME TIME」が、元大関の栃ノ心氏を特集した。栃ノ心氏は昨年5月に現役を引退。今月4日に東京・両国国技館で断髪式を行った。

 動画には断髪式でハサミを入れた〝戦友〟たちも出演。同じジョージア出身の元小結臥牙丸氏は「優勝も手に入れて、ジョージアを有名にしてくれて感謝しかない。ジョージアで、強い栃ノ心の背中を見て頑張りたい人が出てきたらうれしい。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。

 元横綱白鵬の宮城野親方は「〝ジョージアからすごい子が入ったぞ〟ってね。その噂を聞きながら(栃ノ心の)春日野部屋に1回、出稽古に行ったんですね。その時に見て、手足が大きくて、何よりヒザと骨盤というのが。ヒザと骨盤というのは、お相撲さんにとってエンジンというか、力の源ですから。すぐに強くなるなと見ていました」と出会いを振り返った。

 その上で「右四つでがっぷり組んだら(相手が)横綱大関だろうが誰だろうが、力はハッキリしてましたから。(ヒザの)大ケガがなかったら、もう一つ上の番付(横綱)というのがあったと思います」と断言した。

 最後に栃ノ心氏は「頭がすごく軽くなった(笑い)」と断髪式の感想をひと言。「18年間歩いた道なので、私の人生の一つ部分ですね」と力士人生を総括した。