京都・八幡市長で背割堤さくらまつり実行委員会会長の川田翔子氏(33)が5日、京都・さくらであい館と淀川河川公園背割堤地区内で行われた「背割堤さくら植樹記念セレモニー」に出席した。

 八幡市の堤防、背割堤(せわりてい)は桜の名所として知られる。背割堤さくらまつりでは昨年から、背割堤桜の保全育成を目的として来園者に運営協力金100円を呼びかけている。今回の植樹記念セレモニーは、運営協力金を導入してから初の取り組みになるため、背割堤さくらまつり実行委員会の手で植樹した。

 2月の京都としては珍しい雨の中でセレモニーが開催された。ライトグレーのスーツ姿で登壇した川田市長は「この背割堤の桜は、近隣地域のみならず関西を代表する屈指の桜の名所として名を揚げてきております」とアピール。昭和50年代に松並木を桜並木に植え替え、現在の形になったと言い、「この景色を次の世代に受け継いでいくために。このさくらまつりの運営協力金によって、保全活動を行わせていただきます」と集まった資金の活用内容を説明した。

 淀川河川公園に移動したころには小雨に変わった。雨を吸って重くなった土砂をシャベルですくい、高さ3メートルの桜の若木を植えた。「まだまだ細い木ですけど。ちゃんと大きくなってくれるといいなと思って植えました。(土は)そんなに重くなかったです。湿ってましたけど」。史上最年少の女性市長らしく、若さあふれる力強い感想を述べた。

 昨年は約20万人が桜の見物に訪れた。「今年もたくさんの方に来ていただいて、知っていただくきっかけになったら良いなと思います」と笑顔で語った。

 今年の背割堤さくらまつりは3月23日~4月7日。