フィギュアスケート女子で五輪2大会出場の鈴木明子氏(38)は〝新領域アイスショー〟に確かな手応えを感じている。
1月26~28日にアクシオン福岡で開催された体験型エンターテイメントイベント「BIS F24~THE BEGINNING OF THE ICE SHOW~」は「観客の参加型」をテーマに、アナウンサー体験やカメラマン体験などを企画。出演者と観客が一緒になって楽しめる演出が注目を集めた。
当イベントには既存のファンだけでなく、初めて生でスケートを観戦する観客やインバウンド需要による外国人観光客も来場。大きな話題となった中で、鈴木氏はアナウンサー体験やカメラマン体験が印象的だったという。「普段は滑っているシーンを撮影できないけれど、カメラマンの方がレクチャーしてくれた上で、撮影ができるのが好評だったとの声を聞いている」と振り返った。
さらに主催者側の「未来を担う子どもたちにも楽しんでもらいたい」との思いから、未就学児の入場も可能だったこともあり、家族連れの姿も目立った。鈴木氏は「私にインタビューしてくれた小学1年の女の子が『スケートやってみたい』と言ってくれてうれしかった。身近にスケートを感じることで、次世代へのバトンや新しい裾野が広がれば」と声を弾ませた。
鈴木氏をはじめとした一流スケーターだけでなく、Shuta Sueyoshi(AAA・末吉秀太)やJG ジュノなど、他ジャンルのトップが多数出演。新規層にもスケートの魅力を知ってもらう1つのきっかけとなった。鈴木氏は「フィギュアはイメージ的に初めの一歩の敷居が高いと思うけど、今回みたいにスケートや歌やお笑いもあったりしたら『なんか楽しそう』と思ってもらえるのでは。そして、一歩目のハードルが低くなってくれたらうれしい」と願いを語った。
当初は「先入観もあって本当に盛り上がるかな?」と不安を抱えながらも、フタを開けてみれば大盛況。フィギュア界のさらなる発展へ、新たな一歩になりそうだ。












