スポーツ仲裁裁判所(CAS)は29日、2022年北京五輪に出場したフィギュアスケート女子カミラ・ワリエワ(17=ロシア)をドーピング違反により、2025年末まで出場停止にすると発表した。
各メディアによると、ワリエワから禁止薬物が検出された21年12月のロシア選手権から出場した大会を失格とするのは確実で、獲得したメダルや賞金、賞品は返還されるという。またワリエワは同五輪の団体メンバーとして金メダルを獲得しており、国際オリンピック委員会(IOC)や国際スケート連盟(ISU)が失格とすれば、順位は繰り上がり、米国が金メダル、日本は銀メダル、カナダが銅メダルを手にすることになる。
海外メディア「WMRA」は「ワリエワの違反が確定し失格になることで、国際スケート連盟は北京五輪のスケート競技で、誰がどのメダルを獲得するかを決定することになると予想されている。ISUは30日に声明を発表すると説明した」と報じた一方で「今年夏のパリ五輪でフィギュアスケートの表彰式が行われるとの臆測が流れている」と指摘した。
北京五輪の期間中にワリエワのドーピング違反が判明したことから、団体戦後は通常開催されるメダル授与式は実施されなかった。そこで改めて大勢の観客が集うパリ五輪の舞台で、2年遅れのセレモニーの実施がささやかれており、メダルの動向とともに授与式の行方も注目される。












