シンガポール格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」28日の東京・有明アリーナ大会で、大一番に臨む〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)に、プロボクサーの〝神童〟那須川天心(25=帝拳)がエールを送った。

〝最後の戦い〟と刺激の強いテーマを掲げ、セージ・ノースカット(27=米国)戦に臨む青木について、那須川は「あの人のことを理解している人が本当に少ないというか。今回も『最後の戦い』って言っているけど、それって〝本当の最後〟ではないんですよ」と語気を強める。さらに「じゃあ、何でそれを言っているか。それを考えないと失礼だなっていうのは、すごく思うんです。トップ戦線とか、本当に強いヤツとやれるのが最後ということだと思うので…」と自身の解釈を語った。

 那須川は「みんながもっと、あの人を理解しようとしないといけないと思うんですよ」と力説。これまで青木の言動に共感を覚えることが多かったとして「〝努力の人〟というか、自分を持って進んできた人なので。なのに、ここでこういう扱いしちゃうのは、僕はちょっと格闘技界が冷たいというか『ダメでしょ』というのは思いますね」と瞳を光らせる。

 そして「今って理解してくれる人が少ないので、そういうのに負けてほしくないなって。俺も同じ気持ちなんでっていうのもあるし」と話した。

 その上で「勝利を祈る? そうですね。自分らしく戦ってほしいです。自分のためだけにやればいいと思います」。最後にわざとらしく声をしゃがれさせて「負けるなよ!」と叫ぶと「記事の最後に『声をしゃがれさせて走り去った』って書いといてください」と、意味不明な言葉を口にして、自転車にまたがらずに走り去った。