「日本の焼き餃子文化を世界に広める」ことをミッションとして2018年に設立した一般社団法人焼き餃子協会が23日都内で、「焼き餃子協会アワード」表彰式を行った。

 第2回「焼き餃子協会アワード」大賞に選ばれたのは味の素冷凍食品株式会社の「冷凍餃子フライパンチャレンジ」プロジェクト。「冷凍餃子がフライパンに張り付いてしまう」という客のSNS投稿をきっかけに同社が昨年、フライパンの提供を呼びかけたところ、わずか3日間の募集で総計3520個ものフライパンが集まった。

 同社の「ギョーザ」は1972年発売のロングセラーで、水なし油なしでも簡単に羽根つきが作れることが売り。にもかかわらず焦げ付いてしまっては元も子もないと徹底した研究を行い、今年2月中旬をめどに改良された商品に切り替わるという。

ギョーザが焦げつくフライパンが展示された
ギョーザが焦げつくフライパンが展示された

 表彰状を受け取った戦略コミュニケーション部PRグループ長の勝村敬太氏は「餃子の市場は年々拡大しております。冷凍餃子も対前年比でも二ケタに伸びている」と場を十分に温めた上で、「全社一丸となって引き続き、このチャレンジを続けてまいります」と〝永久改良〟を誓った。

 金賞に選ばれたのは宮崎県ひなた餃子連合会。餃子の消費量といえば、これまで栃木県宇都宮市と静岡県浜松市の争いが有名だったが、2021~22年で宮崎市が「ぎょうざ支出金額」「ぎょうざ購入頻度」の2年連続日本一を達成。武末哲治会長は「まもなく(23年の)結果が出ますが、餃子の三強として活動していきたいと思います。おいしいと実感していただくために頑張ります」とあいさつした。

「餃」の前立てがついた兜をかぶった焼き餃子協会の小野寺力代表理事は「深い餃子愛を知ることができました」とにこやかに語った。