【令和の最新缶チューハイ事情】チューハイ好きは必読! アルコール業界のインフルエンサー・ストロングおじさんが、年の初めに昨年のトレンドをまとめつつ、2024年を占います。
年間1000本の缶チューハイを飲む缶チューハイ研究家・ストロングおじさんです。2024年1回目は、2023年の缶チューハイ業界を振り返ります。
昨年の最大のトレンドは、なんといっても「食中酒」だったと言えるでしょう。ここ数年、チューハイを食事に合わせて楽しむ方が増えており、23年のヒット作も食事との相性をアピールした商品が多かったです。
その筆頭がサントリーの「こだわり酒場のタコハイ」です。プレーンサワーの名の通りシンプルな味わいですが、ほのかな柑橘の風味と味わい深いお酒の香味が絶妙で、食事の美味しさを一層引き立ててくれます。23年の新作缶チューハイで最大のヒットとなったのみでなく、業務用商品も展開され、家飲み外飲み双方で浸透。レモンサワー、ハイボールに続く新たな炭酸割りの食中酒のスタンダードになりつつあります。
タコハイの大ヒット以外では、無糖チューハイの多様化が目立ちました。食事に合わせやすい無糖チューハイはここ数年ブームで、特にレモンチューハイが人気でした。一方、昨年はレモン以外でヒット商品が続々登場しました。
キリンビールの「氷結無糖 シークヮーサー」は、近年の無糖ブームをけん引する氷結無糖シリーズの中でも最速で1000万本の売り上げを達成。23年を象徴する無糖チューハイとなりました。また、サントリーの新ブランド「―196℃瞬間凍結」からは、無糖では珍しいグレープフルーツが発売。無糖とは思えないほどのしっかりした飲み応えで人気を博しています。
柑橘系以外では、サッポロビールが2つの新商品を発売。「男梅サワー ウメぇ無糖」は男梅サワーの濃い梅干し感はそのままに、キレのある甘くない後味でより食事に合わせやすくなりました。「クラフトスパイスソーダ」はスパイスの風味が効いた新感覚の無糖チューハイで、スパイスの香りが食事の旨味の余韻を一層楽しませてくれます。
食事に合わせるチューハイのニーズは高まる一方で、このトレンドは当面続くでしょう。24年も、食事を楽しく彩る新たな「食中酒」の登場に期待していきましょう!
◆ストロングおじさん 年間1000本以上の缶チューハイを飲む缶チューハイ研究家。得意のパワポを駆使し、新製品のレビューから企業の製品開発・プロモーション企画の支援まで手がける。公式サイトは「ストロングおじさんのパワポでまとめるRTDの世界」。「X」(旧ツイッター)は【@strong_ojisan】。














