今季、打者に専念するドジャースの大谷翔平投手(29)には60本塁打、「50―50(50本塁打―50盗塁)」などが期待されるが、MLB公式サイトは3冠王候補に挙げている。「これらのスターはMLBの次の3冠王になるかもしれない」と題する特集で大谷は最有力候補4人の中の1人だ。
「我々が忘れてはならないのは、大谷は昨年の8月にも3冠王ウオッチ(可能性あり)の対象になっていたということ。彼はまだ1シーズンに100打点以上を出したことはないが、ドジャース加入により打点の機会は増えるはずだ」
打率は昨季、メジャー6年目で初めて3割を超え(3割4厘)、本塁打は最後の25試合を欠場したものの、44発放っており、50本塁打は射程内、60本も可能性は十分。問題は打点。2021年の100打点が自己最多だ。
大谷は今季、ドジャース打線では2番を任されることが有力視されている。打点を稼ぎにくい打順であるが、同サイトは22年にヤンキースのジャッジ(131打点)、15年にブルージェイズのドナルドソン(123打点)、14年にエンゼルスのトラウト(111打点)が2番打者でも100打点以上挙げた例として紹介。こう指摘した。
「3冠王の多くは打順が3番か4番が一般的だが、最近では2番打者でリーグの打点を記録している選手も数人いる。野球のダイヤモンドで大谷にできないことは何もないと分かっているから、2度の満場一致MVPを獲得した彼の3冠達成を止めるものはあるだろうか?」
実際、22年のジャッジは打点と本塁打(62本)の2冠を獲得。打率3割1分1厘は首位打者のアラエス(ツインズ)とは5厘差だった。
メジャーでの3冠王は近代と呼ばれる1900年以降で13人。12年のカブレラ(タイガース)が最後だ。大谷は14人目として名前を刻むことはできるか。ちなみに最有力候補の他の3人はいずれもア・リーグで、ヤンキースのソトとジャッジ、アストロズのアルバレスが挙がっている。









