シンガポールの格闘技イベント「ONEチャンピオンシップ」28日の東京・有明アリーナ大会でONEフライ級キックボクシング世界王者のスーパーレック・キアトモー9(タイ)と対戦する元K―1世界3階級制覇王者の武尊(32)が11日に都内で会見し〝神童〟こと那須川天心のエールに熱く応じた。
当初、武尊は悲願だった〝破壊神〟ことロッタン・ジットムアンノン(タイ)戦が予定されていた。しかしロッタンの故障によりまさかの消滅。これを受けてスーパーレックのベルトに挑戦することが決まった。武尊は「ロッタン選手と戦うために何か月も準備してきたので悔しい気持ちもあったんですが、これ以上ない相手を用意してもらって断る理由はなかったです。一戦一戦この試合が最後のつもりで追い込んでいるので」と無念さを口にしつつも気持ちを切り替えて前を向く。そして「世界最高峰の団体のチャンピオンを倒して自分が最強だというのを証明したいです。必ず勝ちます」と拳を握った。
さらに〝神童〟こと那須川から本紙を通じて送られたメッセージに闘志をみなぎらせる。ルイス・ロブレス(25=メキシコ)とのボクシング3戦目(23日、エディオンアリーナ大阪)を控え10日に公開練習を行った神童から「僕からは『絶対に負けるなよ』っていうことだけ言いたいです」「僕がいなくなった今、彼がキックボクシングなんですよ。キックボクシングとして、負けてほしくない」などとエールを送られた。この、2022年に拳を交えたかつての宿敵からの言葉に武尊は「僕ももちろん負けるつもりはないです」とキッパリ。同じ週に続けて試合をすることになるだけに「天心選手は天心選手で頑張っているので。直接戦うことはないですけど、試合内容で勝負できればと思うし。お互いに『負けるなよ』っていう気持ちはあると思うんで、お互い、いい刺激になればいいなと思います」と前を見据えた。
試合に向けて「5Rあるので必ずどっちかが倒れるような試合になると思う。必ず勝ってベルトを巻きたいと思います」と誓った武尊。参戦初戦で世界王座を取り、次なるステージに進むつもりだ。











