【今週の秘蔵フォト】テレビ朝日系「科捜研の女」は、1999年の放送開始から実に今年で26年目を迎える超ロングランの人気サスペンスドラマとなった。主演として京都府警科学捜査研究所の法医研究員・榊マリコを演じるのが沢口靖子だ。

収録中のエピソードを語った
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お姫様女優の笑顔
お姫様女優の笑顔

 65年6月11日、大阪・堺市出身。84年に東宝シンデレラ・オーディションでグランプリに選ばれ、同年の「刑事物語3 潮騒の詩」で女優デビュー。84年の東宝「ゴジラ」では日本アカデミー賞新人俳優賞も獲得。85年のNHK連続テレビ小説「澪つくし」でヒロインを演じるや、一気に全国区的な人気を獲得した。清楚そのものの演技とルックスは、見る側を魅了し続けた。

 88年2月3日付本紙にはNHK銀河テレビ小説「裸足のシンデレラ」の収録を終えたばかりの沢口のインタビューが掲載されている。舞台は地元の大阪。父親の会社が倒産後、お好み焼き屋で働きながら離散した一家の再建を目指すけなげなヒロインを演じた。

「念願かなって地元の大阪弁が使えます。デビューして間もないころには大阪弁のなまりを注意されたことがあったんですよ。今回のドラマで初めて大阪弁を使うにあたり、もう早く台本を読みたいと思っていたんです。ロケバスで移動するときも普段は横になっているんですが、今回は周りの景色が懐かしいものばかりで思わずはしゃいでしまいました」と笑顔を見せた。

「澪つくし」で国民的アイドルになった沢口だが、87年には東宝「竹取物語」でかぐや姫を演じ、同年のNHK大河ドラマ「独眼竜政宗」では、政宗の娘とお姫様の役が続いて「お姫様女優の代表格」と呼ばれた。

「映画やドラマでいろいろやってきて勉強になりました。自分の姿勢も一生懸命やるんだ、と思ってやっています」とまるでホンモノのお姫様のように優雅に語っている。

 その後も多くのドラマや映画で活躍。「科捜研の女」は昨年8~10月にシーズン23が放送された。今年の新たなシーズンでも沢口の演技に期待したい。