【今週の秘蔵フォト】米スペースオペラシリーズの金字塔とされるジョージ・ルーカス製作「スター・ウォーズ」(1977年)でヒロイン役のレイア姫(レイア・オーガナ)を演じ、一気に世界的女優となったのが、キャリー・フィッシャーだ。キャリーは第1作からシリーズ旧3部作(エピソード4~6)などでレイア姫を演じた。
78年7月18日付本紙にはキャリーの貴重なインタビューが掲載されている。「スター・ウォーズ」の日本公開は同年6月で、ハリソン・フォードとプロモーションのため来日中だった。「男の子のファンレターがドッと増えたわ。この間なんか13歳の子からプロポーズされちゃって。とにかく楽しい仕事だった」と日本の酷暑に「日本はアツい」と音を上げながらも笑顔を見せた。まだ公開直後だったため、レイア姫の名前が浸透していなかったのか「オーガナ姫を猛暑がお出迎え」という見出しが何とも初々しい。
当時21歳。母親はミュージカル女優のデビー・レイノルズ、父親は名歌手のエディ・フィッシャー。父は間もなく離婚してエリザベス・テーラーの4人目の夫になり、母の手で育てられた。幼少時から舞台に上がり「歌を歌ったり、踊ったりしていた。今、考えると、よくぞと怖くなっちゃうけど」と話す。
記事には「17歳まで母と一緒に舞台に立っていたが、ショービジネスの世界に生きようとビバリーヒルズの高校を中退して、ロンドンの演劇学校に留学。帰国したところ『スター・ウォーズ』の話がきたというラッキーガールである」と記されている。翌年には「スター・ウォーズ2」の出演も決まっていた。
お姫様の素顔は?との問いには「私もストロングよ。レスリングしてみる?」と笑い転げながら「ジョークよ。小さいころからスポーツもあまりやらなかったから、家にいて母親に甘えていたおとなしい女の子だったわ」と語った。
「スター・ウォーズ」以外にも「ブルース・ブラザース」(80年)、「ハンナとその姉妹」(86年)などの名作に出演。2015年には「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で約30年ぶりにレイア姫を演じた。しかし翌16年12月に心臓発作のため60歳の若さで急逝。17年「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が遺作となった。それでもスクリーン上の若き日のレイア姫はいつまでも光を放っている。













