岸田文雄首相は自民党派閥の政治資金規正法違反事件をめぐり、来週中に設置される「政治刷新本部(仮称)」の最高顧問に麻生太郎氏と菅義偉元首相を起用することを表明している。
同党関係者によると同刷新本部は総裁の直轄機関で、岸田首相自らが本部長を務め、月内に中間報告を取りまとめるという。
一方、野党側は同党第2派閥の〝麻生派〟を率いる麻生氏が最高顧問に就任する人事に批判の声を上げた。
同党を離党した立憲民主党の小沢一郎氏は6日に事務所の「X」(旧ツイッター)を更新。東京新聞の記事を引用して「これではやっているふりにすらならない。『憲法改正はナチスの手口に学べ』と主張する自民党派閥の親玉。刷新どころか腐敗が加速するだけ。刷新ではなく自民党解体が必要」と投稿した。
立憲の泉健太代表は5日に国会内で開いた会見で「派閥を運営してきたボス(麻生氏)が(同刷新本部に)入ってどんな議論ができるのか、どんな案が出てくるのか。国民のみなさんは、すでに期待していないと思っていますね」と厳しく批判している。













