森保ジャパンが2026年北中米W杯で優勝を実現する道のりとは――。サッカー日本代表の森保一監督(55)が新年インタビューの第2弾でW杯優勝の目標を改めて宣言。本大会を勝ち抜くために進めている〝秘策〟や、さらなる若手のサプライズ抜てきも示唆した。また、物議を醸した欧州組の〝酷使問題〟にも見解を示した。

 ――昨年6月に敵地でドイツを破るなど最多タイの8連勝。史上最強の呼び声も高い

 森保監督 私が担当させていただいた(2022年)カタールW杯からの積み上げが、結果として表れたのかなと感じてもらえれば。日本サッカーの最終的な目標であるW杯優勝からどうやって今を成長させていくかという現状を踏まえ、継続を選んでくださったことがより多くの人に評価をしていただけてうれしい。ポジティブもネガティブも継続の中にはあると思うが、W杯が終わってからの1年は継続したメリットをどれだけ感じていただけるか大切な1年。多くの方々(田嶋幸三)会長が決断してくださったことをメリットとして考える1年になっていれば。

 ――チームの現状は

 森保監督 日本の層が厚くなって、より勝つ確率が上がる。その人(主力)が出続けるというのもあるが、その人しかいないチームを作るのではなく、日本代表として常に戦力が落ちないように戦えることも大切だ

 ――主力選手の負担が大きくなることも

 森保監督 選手の状況や立ち位置を見て起用を考えてあげることは間違いなく必要。体力的にもメンタル的にも疲弊があるのに、無理やり使ってケガのリスクを高めることは避けていかなければいけない。選手が壊れないようにチームづくりをしたい。力をつけてもらった上で、ターンオーバーしていければ。

 ――ターンオーバーはW杯でも重要になる

 森保監督 W杯で(決勝まで)8試合を戦う上で、すごくいいシミュレーションになっている。W杯は普段の1・5~2倍くらいの強度がある中で8試合を戦う。1次リーグを突破すると延長、PKもある。決勝まで行こうと思ったら、何度か120分戦うことも想定しなければいけない。タフな環境でターンオーバーしながら戦っていけるというチームの自信と層の厚さが絶対必要だ。

 ――W杯決勝まで行く逆算で動いている

 森保監督 はい、もう全て。普段の言動、やっていることも全部含まれている。

 ――若手も台頭

 森保監督 パリ五輪世代も期待しているし、より若い世代にも経験してもらって。パリ五輪世代も結構、A代表を経験している。チームづくりにおいては、これからもっと若い選手が出てくると思う。より競争が激しくなってくる。すでに国内外で経験を積んでいる選手が多くなってきて、ポジション争いはよりシ烈になっている。