【カリフォルニア州ロサンゼルス】ドジャースにFA移籍した大谷翔平投手(29)が14日(日本時間15日)に本拠地ドジャー・スタジアムで入団会見を行った。世界のスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)の大型契約を結んだ二刀流の注目度は高く、日米のみならず世界中のメディアが集結。背番号「17」のドジャースのユニホーム姿を披露した大谷は4か月の沈黙を破り、「勝つことというのが僕にとって大事なこと」と強調した。
青く澄み渡ったカリフォルニアの青空の下、ドジャースカラーの青色のネクタイに濃紺のスーツ姿で登場すると「ウエルカム ショウヘイ」と声が上がった。スーツを脱ぎ、オーナーのマーク・ウォルター氏からドジャースのユニホームを着せてもらって笑顔。
第一声で「選手として私を信じてくれたロサンゼルス・ドジャースに感謝します」とあいさつすると球団トップへの感謝を伝えた。さらに6年間プレーしたエンゼルス、交渉した全球団に感謝した。
ドジャースを選んだことについては「明確な勝利を目指すビジョンと豊富な球団の歴史を持つロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを心よりうれしく思うと同時に今すごく興奮しています」と語った。
会場となった球場バックスクリーン後方の「センターフィールド・プラザ」は350席が用意され、約300人の報道陣、テレビカメラは約50台を数えた。大谷が報道陣の取材に応じるのは8月9日以来、127日ぶりだ。
入団の決め手については「決断理由はこれが一つというわけではない。どの球団も素晴らしかったが、イエスと答えられる球団は一つしかない。ここでプレーしたいという自分の気持ちに素直に従った」と語った。入団を決めたのは自身のインスタグラムで発表する前夜だったと明かした。
交渉で心を揺さぶった言葉は大谷らしいものだった。
「ドジャースがこれを持っているからというより、心に残っているのは、彼らは『この10年間を成功だと思っていない』と。それだけ勝ちたいんだと思った」。11年連続でプレーオフに進んでいるにもかかわらず、満足しない姿勢が、勝利を渇望する大谷の心を打った。











