東京大学准教授の斎藤幸平氏が3日に「サンデージャポン」(TBS系)に生出演し、大阪・関西万博の建設費倍増問題についてコメントした。

 番組では、会場建設費が当初の1250億円から2倍近い2350億円に膨れ上がっていることを取り上げた。特に問題視されているのが万博のシンボルとなる木造のリング。完成すれば世界最大級の木造建築物となり、その建設費は約350億円と報道されている。また会場建設費2350億円とは別に、政府が出展するパビリオン日本館の建設約360億円、途上国の出展支援約240億円、会場内の安全確保約199億円、機運醸成約38億円がかかる見通しだという。

 斎藤氏は「世界最大級の無駄」とバッサリ。一番の無駄と指摘するのが木造のリング。「半年しか使わないのに350億円はお金の無駄。木材の再利用も難しい中で資源の無駄。なのに日本館では、岸田さんたちが『日本は持続可能で循環型の経済を江戸時代からやってきた』みたいなことを世界に打ち出すと言ってる。見せかけのエコっぽいことをやってるだけのグリーンウォッシュ」と批判。

 続けて「万博自体がインターネットが発達した時代にはオワコン化している。イベントをやって経済成長をしていこうという路線が、昭和の幻想をいつまでも追いかけているオッサン政治の象徴じゃないかと思う」と私見を述べた。