スポーツクライミングの国内大会「Master of BLoC 2023」(2日、東京・Fish and Bird東陽町)で若きエースが躍動だ。

 今大会は予選を勝ち残った8選手が「1対1」のトーナメント形式にて順位を競う特別ルールで開催。男子の決勝は安楽宙斗(17=八千代高)が制し「ちゃんと楽しめて、納得いく登りができた。なんかもう幸せですね」と声を弾ませた。

 安楽は世界選手権(8月)のリードで銀メダルに輝くと、パリ五輪のアジア予選(11月)では複合で初優勝。花の都行きのチケットを手にした。飛躍の1年を「大会ごとに自分の実力が上がるのを実感できた」と振り返った上で、パリ五輪に向けては「W杯で納得のいく結果を残して、五輪で金メダルを取りたい」と力強く語った。

 伸びしろが無限大の17歳は、頂点だけを見据えている。