フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦中国杯で初優勝を果たした女子の吉田陽菜(18)が、五輪金メダリストの背中を追いかけている。
今季からシニアに本格参戦した吉田は、拠点とする京都・宇治市の木下アカデミーで世界ジュニア女王の島田麻央(15)ら、同年代の有望株と切磋琢磨。GPシリーズ2戦目となった中国杯で初めて頂点に立った。12日の一夜明け会見では「次は狙って優勝したい。課題を克服できるように毎日を大事にしたい」と決意を新たにした。
吉田が掲げる最大の目標は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪。自身の夢を追いかける上で、22年北京五輪を制した男子のネーサン・チェン(24=米国)に尊敬の念を抱いている。かつて「滑りやジャンプとかもすごいが、スケートを滑っている時だけじゃなくて、生きざまも尊敬している。スケートと勉強を両立しているし、いろんなことに対しての考え方とかがすごい」と感服していたほどだ。
競技面はもちろん、勉学にも励む姿は大きな刺激となっていた。吉田は「スケートだけだとやっぱり狭い世界なので、自分の世界を大きく持って、そういうことも考えていきたい」。目標の実現に向けて、人間としても成長を目指す。










