意地の追い上げだった。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ最終日(22日=日本時間23日、米テキサス州アレン)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)9位の吉田陽菜(木下アカデミー)が131・58点をマーク。合計190・98点で4位に入った。

 伸びしろたっぷりの18歳が存在感を示した。冒頭の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)は回転不足となったが、2回転半ジャンプ(ダブルアクセル)―3回転トーループ、3回転サルコー―2回転半ジャンプ―2回転トーループなどを決めてカバー。フリーではルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、イザボー・レビト(米国)に続く3位となる得点をたたき出した。

 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場を目指す吉田は、今季からシニアへ本格参戦。「シニアとして海外でもしっかり成績を残したい。昨季はジュニアで戦っていたので、シニアの選手と思ってもらえるように、ジャンプももちろんだが、表現力もトップの選手に少しずつでも近づけるようにがんばりたい」との思いで練習を積んできた。惜しくも表彰台には届かなかったものの、今後につながる一戦となった。

 また、SP5位の千葉百音(木下アカデミー)は113・55点、合計177・79点で6位、SP6位の河辺愛菜(中京大)は106・18点、合計168・98点で8位だった。