立憲民主党の長妻昭政調会長は19日に国会内で開いた会見で、自民党の杉田水脈衆院議員が差別投稿した問題に言及した。
杉田氏は7年前に在日コリアンの女性について自身のブログやSNSに「民族衣装のコスプレおばさん」「おなじ空気を吸っているだけでも気分が悪くなる」との差別投稿を行い、大阪法務局から「人権侵犯」と認定された。
9月にはアイヌ民族に対する同じ差別投稿で札幌法務局から「人権侵犯にあたる」と認定されている。
大阪、札幌両法務局が杉田氏に対し人権侵犯と認定したことに長妻氏は「自民党からは音なしの構えというか、何にも聞こえてこない。このまま何事もなかったかのようなことで本当にいいのかなと私は思う。人権後進国日本と言われてひさしいんですけども汚名を払拭しないといけない。こういう点についても人権を重んじない日本国の政権中枢を変えていく必要があると思っています」とコメントした。
立憲は杉田氏の問題を20日に招集される臨時国会で自民党総裁の岸田文雄首相に対して議員辞職を求めるなど厳しく追及していくのか。
「岸田首相に聞いてみたいですよね。現職の国会議員が法務局から(人権侵犯と)認定されると、そして啓蒙、啓発ということを受けることはあまり前例は知らない。(岸田首相は)総理総裁として『まあ、ちょっとした話だからいいんじゃないの』と言うのか。そこはきちっと確認して、けじめをつけていただかないといけないんじゃないかと思っています」と長妻氏は語った。
自民党は札幌法務局が認定を出したあとに杉田氏を環境部会の部会長代理に起用している。
長妻氏は「(杉田氏)ご本人が記者会見されていないと思う。(自民党から)どういう指導を受け、これからどういうふうに考えていくのかということがないわけです。一定期間は役職についても、(党が)何らかの対応をするとか、普通はあるのではないかと。そこが不可思議だなと思います」と指摘した。












