日本維新の会が「除名」処分を通達する前に「離党届」を提出した鈴木宗男参院議員は10日、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏との関係についてマル秘エピソードを明かした。

 10月1日から5日までロシアを電撃訪問した宗男氏は、維新に対して事前に渡航届を出していなかったことや、ロシア国営通信社「スプートニク」のインタビューに「ロシアの勝利、私は何の懸念もなく100%確信を持っている」と発言したことで党内で問題となった。

 宗男氏はこの日、国会内で馬場伸幸代表や藤田文武幹事長と会談した際、両氏の目の前で離党届を書いて提出している。「円満に維新と別れたのか、それともケンカしてなのか」との質問に宗男氏は「お互い筋は通さないといけない。時には大人の対応をしなくてはいけないわけですから、私の方から『離党する』と言って、離党届を書きました」とした。

 その際、佐藤氏と自身の関係について突然、話し始めた。

「私は気が弱い方ですからね。ハッキリ、自分の思いは言いません。振り返れば、30年前から佐藤優さんに『鈴木先生には2つ欠点がある。声が小さい、気が弱い』って。これは奥のある言葉。同時に『鈴木先生は情に弱くて、相手の立場を尊重してしまう。どっかで足を引っ張られますよ』と言われたものです。私はいろいろ反省しているんです。佐藤さんは私のウイークポイントや気持ちを読み切っていた」

 今回、離党の決断をした時、佐藤氏に相談したことはあったのか聞いた。

 宗男氏は「個人(名前)のことを言うとまずいですからね、言いませんけども、私は何か決断する時は、相談する人がいます。そういった人たちとは相談した。馬場さん、藤田さんといる間でも時間をもらって(相談する人と)電話のやり取りはやっていました」と語った。