F1アルファタウリの角田裕毅(23)の獲得へ向けて、アストンマーティンがついに本格的に動き出した。

 8日(日本時間)に行われたカタール・グランプリ(GP)で、角田は奮闘したものの15位に終わった。

 それでも角田の今季のパフォーマンスに対する評価は依然として高く、来季もアルファタウリと契約してシートを確保したばかり。その一方で、他チームからの評価も高く、レッドブルグループの強化責任者を務めるヘルムート・マルコ博士が交渉次第で契約期間内の移籍の余地があることを示唆したことから、その去就に注目が集まっている。

 そうした中、欧米のスポーツを専門に扱うメディア「スポーツマナー」は「金曜のカタールGP予選後、最も注目を集めるドライバーとなったのがランス・ストロールだ。ガレージでの〝悪ふざけ〟によって引き起こされたすべての悪い出来事は注目を集めた」と指摘。ストロールは予選の最中にスタッフを突き飛ばす〝暴行疑惑〟が取りざたされており、批判を浴びている。

 これまでもオーナーである父ローレンス氏の〝コネ起用〟だと非難の的になっていただけに、今回の騒動で退団の可能性が加速。「ストロールの立場がこれまで以上に危うい状況の中、アストンマーティンが他のチームから選択肢を探したいという願望を推測する報告も飛び出ている」とついにチームが代役を探し始めたと指摘する。

 そしてオーナー直々に白羽の矢を立てたのが角田だ。「驚くべきことに、レッドブルアカデミー出身のドライバーがリストのトップにいるようだ。ローレンス・ストロール率いるチームが、後任を探してついに市場に出た。そして、優先リストのトップに躍り出たドライバーが角田裕毅だ」と報じた。

 アストンマーティンは2026年からホンダと組んで新体制が発足することが決まっており、そのタイミングで角田の獲得も取りざたされている。しかしアストンマーティン側は獲得計画を前倒しして、早ければ来季の電撃獲得を狙っている。

「アルファタウリでの不安定な未来の中で、角田が実際にアストンマーティンからのオファーを検討することになったとしても、それほど驚くべきことではない。来季の王座獲得を目指して走っている中で、角田はレッドブル・グループから退団したピエール・ガスリーやアレックス・アルボンの足跡をたどることになるか」と指摘。角田の動向に注目が集まる。