フィギュアスケート男子で2023年世界選手権代表の友野一希(上野芝ク)は〝世界のテッペン〟を見据えている。 

 日本、北米、欧州の3地域対抗戦として男女混合チームでフリーの合計点を競うジャパンオープン(7日、さいたまスーパーアリーナ)では、4回転トーループの着氷が乱れるも、続く4回転―2回転の連続トーループを成功。ミスを引きずることなく、177・72点で男子2位につけた。チームも2年連続11回目の優勝を飾った。

 大役を終えた友野は「緊張しかなかったが、女子2人(坂本花織、宮原知子)の演技と(島田)高志郎の演技を見て、集中してしっかり自分の演技をしなきゃいけないと思った」と安堵の表情。満点ではないものの「落ち着いてまとまったいい演技ができた」と一定の手応えを口にした。

 昨季は初めて自力で世界選手権代表の座を奪取。〝代打の神様〟を返上して6位に入ったが、慢心は一切ない。「シーズンを通して心の底から満足のいく演技をしたい。世界でなかなかメダルに手が届かないので、どの大会でもメダルって言っていたらだめ。優勝できるくらいの練習を積んでいきたい」と意気込みを示した。

 シーズン序盤で優勝を経験できたのは大きなプラス。今季は昨季以上のシーズンにしてみせる。