森喜朗元首相は29日、都内ホテルで開かれた鈴木宗男参院議員の「叱咤激励する会」を背骨の圧迫骨折のため欠席した。

 当初は同会に出席を予定していた森氏。司会を務めた宗男氏の長女で自民党の鈴木貴子衆院議員は、森氏から届いた電報をこう紹介した。

「森喜朗です。本日いつも通り出席し、ご挨拶することを楽しみにしていましたが、背骨の圧迫骨折により、入院中のためおうかがいできないことを申し訳なく思います」とした森氏は「ウクライナ問題で私と鈴木さんは同じ考えです。ウクライナだけがよくて、ロシアが悪いという、一方的な価値観には同意しません。日本とロシアの間には、平和条約の締結、北方領土問題など、解決すべき問題があり、日本の立ち位置を考えなくてはいけません」とした。

 続けて「私も鈴木さんも日ロ関係の将来、重要性を考えて行動してきましたし、これからも進めてまいります。みなさんのご理解をよろしくお願いします。鈴木さんにご支援を私からもお願いしご挨拶とします」

 森氏の骨折入院は政界に大きな影響を及ぼすことが予想される。