新日本プロレス8日の後楽園ホール大会で、ノアに武者修行中の大岩陵平(24)がNJPW WORLD認定TV王者のザック・セイバーJr.(36)にスクランブル挑戦したが、ベルト奪取はならなかった。
この日の大会では8月12日両国大会の「ヤングライオン・スリー・コンセクティブバトル」で3連勝を飾ったボルチン・オレッグが同王座に挑戦予定だった。しかし、当日になって左手首の負傷によりドクターストップがかかり、緊急欠場が決定。代打で挑戦したのが国内他団体で修行中の大岩だった。
大岩は8月13日両国大会で新日本マットを一時的に去り、4日のノア大阪大会で初陣を飾っていた。予期せぬアクシデントとはいえ、わずか1試合で修行先から所属団体に戻るのは間違いなく史上最速…むしろこの日の段階では新日本に1大会も穴をあけずしての帰還となった。
ノアでのパートナー・清宮海斗をセコンドにつけた大岩は、ザックの関節技地獄に苦しみながらもドラゴンスクリューから足4の字固めに移行。清宮の得意技を駆使して王者を追い詰める。
しかし、ロープエスケープを許すと、その後は再三にわたり4の字固めを狙うも阻止されてしまう。巧みに体勢を切り返されて三角絞めに捕獲され、最後はクラーキーキャットで両腕を極められ、無念のギブアップ負けを喫した。
〝早すぎる凱旋試合〟で結果を残せなかった大岩は「オレッグが急きょ欠場で、俺だっていつ何時、誰の挑戦も…俺が挑んでやる、そんな意気込みで今日もらったチャンスをつかみにいきましたが…。モノにできませんでした」と唇を噛んだ。
もちろんノアでの武者修行は始まったばかりで、これからも続く。清宮からも「陵平、まだ始まったばかりだよ。明日はノアで新宿、あさっては春日部。まだまだ続くぞ。元気出していこう」と、発破をかけられていた。













