フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(トヨタ自動車)は、ケガの完治を優先する決断を下した。

 4日に自身のSNSを更新し「みなさまこんばんは。いつも応援ありがとうございます。今年の大会についてです。今年の中部選手権はエントリーしないことをお知らせさせていただきます」と報告。中部選手権を欠場した場合、全日本選手権の出場資格を失うことになるが、完全復活のために苦渋の決断を下した。

 右足距骨疲労骨折の影響で、ここ数年は不完全燃焼のシーズンを過ごしてきた。だからこそ「昨シーズンのように、ケガを抱えたまま練習も試合も全力を尽くせず、成績も中途半端になるというのを繰り返したくはなく、2026年ミラノオリンピックの夢に向け、今年はケガの完治を優先しようと、コーチとミーティングを重ね決断いたしました」と一連の経緯を明かした。

 現状については「ケガも完治に近づいてきているので、カナダのトロントのブライアンコーチの元で、氷上練習、オフアイストレーニングの強度を徐々に上げていっているところです」と説明。来月のグランプリシリーズカナダ大会の出場は、状態を見て判断するという。

 最後は「来シーズンは、まず健康、そしてパフォーマンスも完全に復活し、全力でトップを目指していけたらと思っております。これからも、まさに今も、全力で氷上練習、オフアイスに励んでいきます。目指すは2026年ミラノオリンピック。これからも引き続き応援、見守っていただけるとうれしいです」と決意をつづった。