卓球男子の戸上隼輔(22=明大)は、真夏の祭典を制した王者から大きなパワーをもらっている。
14日に東京・両国国技館で開催された新日本プロレスの「G1クライマックス」優勝決定戦では、内藤哲也(41)がオカダ・カズチカ(35)を下して6年ぶり3度目の優勝を飾った。卓球界一のプロレス好きで知られる戸上は31日、アジア選手権(9月3日開幕、韓国・平昌)に向けて成田空港から出国。〝推しメン〟の活躍には「ちょっと見れていなかったけど、優勝したのが内藤選手と聞いて本当にうれしかった。応援している選手が優勝することによって、僕も頑張ろうと思ったし、刺激になった」と笑顔を見せた。
かつて戸上は内藤のスタイルについて「直球じゃないプロレスというか、相手の動きを読み取って、自分の好きな、自分のペースで物事を進めている」と分析。その上で「最初はあまり人気がなかったけど、今となっては他の選手と張るぐらいの人気がある。自分をどう生かしたら(技などが)決まっていくのかをあきらめずに最後までやるところを見て、小学校の時にあきらめない心を知った。それが卓球に生かされています」と語っていた。
パリ五輪の選考ランキングは、現時点でシングルス出場圏内の2位(384点)につける。「3位とのポイント差も思った以上につけられたなと感じている」と手応えを口にしつつも「アジア選手権でもポイントを獲得できるチャンスがある。また差を開けられたらと思うし(569・5点で首位の)張本(智和)選手との差もまだまだあるので、アジア選手権で縮められたら」と気を引き締めた。
花の都での祭典に向けて、絶対王者の壁を崩すことはできるか。












