【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】
 
スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】物忘れ予防ストレッチなんてありますでしょうか?(40代女性)

【アドバイス】“幸せホルモン”を活性化すると忘れにくくなります。

【解説】中学生の息子さんがいる主婦の方からの相談でした。最近は「あの人、名前なんだったっけ?」「あれ? 今、何を探してたんだったっけ?」など、物忘れが増えていると苦笑されていました。

 物忘れ予防には、脳の血流を活性化する必要があります。ストレッチとしては、あおむけになり、手足を浮かせて30秒間ほど手首と足首をぶらぶらさせて、脳の血流を活性化する認知症予防ストレッチが有効です。全身の緊張がほぐれて体全体の血流も良くなるので、むくみも取れ、関節も柔らかくなり、脳にも血液がいきわたりやすくなります。

 さらにおすすめの動作としては、手首を手でやさしくゆっくり30秒程度握ることです。どこででもできるので、何げない信号待ちの時などに手首をやさしく握ることで体全体に安定感が出て、いわゆる“幸せホルモン”が分泌されやすい状態となります。

 幸せホルモンとは、精神を安定させるセロトニン、絆や愛情を感じさせてくれるオキシトシン、目標を達成した快感をもたらしてくれるドーパミンを指します。これらが分泌されるとハッピーな気分になるので、脳も活性化しやすくなります。

 また定期的な脳トレも必要なので、たまにはスマホの検索機能などに頼らずに、息子さんとクイズやしりとりをやってみるのもいいでしょう。