【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】猛暑で日中に水分をとり過ぎてしまいます。おいしいビールで晩酌するためにできることはありませんか?(50代男性)

【アドバイス】「うがい+コップ1杯分の水分補給」をこまめに繰り返すことで、過剰摂取を抑えられます。

【解説】建設現場で働き、仕事終わりの一杯が何よりの楽しみという男性。外作業のため、スポーツ飲料や麦茶をがぶ飲みしてしまい、おなかがたぷたぷになってしまうのでなんとかしたいという相談でした。

 喉が渇く主な要因は、体内の水分量が少なくなってきているためです。とくに夏場は汗によって体内の水分とナトリウムが放出されるので、喉が渇いたと感じた時には、すでに脱水症状が起こり始めています。

 だからといって水分を一気に補給したり、スポーツ飲料やジュース類等、味の濃い飲み物をがぶ飲みしても、かえって喉が渇きやすくなります。塩辛いものを食べると喉が渇くのと同じ状態です。

 水分の過剰摂取を抑えるのに効果的なのは、うがいです。口に水を含むことで口内が冷えるので、うがいをしてからコップ1杯分の水や麦茶をゆっくり飲む。喉が渇いたと感じたら「うがい+コップ1杯分の水分」というこまめな水分補給を繰り返していくことで過剰摂取を抑えられます。とくに高齢の方は喉の渇きを感じにくくなっていることもあるので、夏場はこれをルーティンにすると熱中症対策にもなります。

 また、足を冷やすと体温が下がり、喉は乾きにくくなる効果があるので、休憩中に健康サンダルに履き替えたり、足に水をかけるのも良いでしょう。

 仕事終わりの冷たいビールをおいしく飲むためなら、日中の水分補給は、あまり冷えていないものか、たまに温かいものを飲むと、内臓が冷えないのでおすすめです。ただ、くれぐれも水分補給を我慢することだけは、命の危険もあるので控えてください。