ロシア・フィギュアスケート界の新星がモスクワで失踪。地元警察が捜査し、翌日、無事保護される騒動が発生した。

「スポーツ」など複数のロシアメディアによると、2月のロシアジュニア選手権女子で優勝したアリーナ・ゴルバチョワ(16)が28日午後、モスクワ市内のスケートリンクを出た後に姿を消した。

 警察が捜索を開始。事件、事故の可能性もあるため、リンクを出た直後に歩く姿が録画された防犯ビデオが公開され、警察のダイバーが付近の川を捜索する様子も伝えられていた。SNS等でスケーターらが捜査協力を訴えるなど多くの人が心配する中、29日に市内の映画館で警察官に発見された。当局は「現在のところ彼女の生命と健康は脅かされていない」と発表している。

 失踪直前にコーチとケンカになったと報じるメディアもあるが、詳細は不明。代理人弁護士と心理士がゴルバチョワとともにいるという。

 ロシアのフィギュアスケートコーチで名伯楽として知られるタチアナ・タラソワ氏は、ロシアメディア「MKRU」に対し「この状況について、彼女に聞くべきだ。モスクワ中が彼女を捜していることを知らなかったのか? どうしてこんなことになったのか? 彼女は一緒に暮らしているコーチのことも、両親のことも、ファンのことも考えていない。将来、彼女がそのことに気づくことを願っている」と苦言を呈した。

 とにかく無事で何よりだ。