〝世界の田中〟こと皇治(34)が注目される総合格闘技(MMA)戦デビューへの思いを激白した。今年6月に引退を撤回しMMA転向を表明した〝モテてしゃあない男〟の現状は…。気になるデビュー時期について問うと、まさかの越年の可能性を示唆した。ホンマにやるんかいな。

 皇治は今年4月の芦澤竜誠戦で敗れると引退を表明。だが2か月後には現役続行を表明し「試合が終わって1週間たたないくらいから格闘技の練習を始めました。MMAの練習です」と宣言した。

 だがその後「早ければ7月」とささやかれたデビュー戦は、いまだ組まれていない。本当にやる気はあるのか。この疑問について「バリバリや。柔術やって、レスリング、ボクシング、キックももちろん練習してますよ。真也にも1週間に1回くらい見てもらってます。まあ、おかげでだいぶ形になっていて、プロデビューしたばっかりの子くらいが相手ならスパーリングで圧倒してます」と青木真也からも指導を受けつつ取り組んでいるという。ある格闘技選手も「思ったより本気で困ってんだよ…」と声をしゃがれさせており、これは信じていいのだろう。

 MMAの練習について「ホンマに楽しい」。その上で一昨年大みそかから今年4月までにエキシビション戦含め7戦のリングに上がった心境を「格闘技が俺の中でマンネリ化してしまったからなんです。やることで必死にモチベーションを保っていた。『こんなしんどい思いをしてるから、どんどん試合しないと意味がない』と思っていた」。だがMMA挑戦で心境に変化があったといい「今は金のためじゃなくて、格闘技が楽しいからやっている」と、らしくない言葉を口にした。

 転向当初は「即デビュー」の可能性もあった。本人もそれは認めつつ「今は焦ってないんで。納得するまでつくり込んでいいと思ってますから」と方針を転換。デビューが、まさかの来年にずれ込む可能性も「全然あると思いますよ」とうなずいた。

 ちなみに主戦場のRIZINからのオファーは「頂いてますよ。『立ち技でイキっていた皇治が(MMAに)出て負ける』っていうのを望んでいる…訳じゃないにしても『そんなにMMAは甘くない』っていうのを見せたいでしょうし」と認める。しかし「それって普通じゃないですか。じゃなくて俺が勝つ姿を見せてみんなをひっくり返らそうと思うんですよね」とプライドをにじませた。

〝モテてしゃあない男〟がMMAに臨む日はいつになるのか。「本気で勝ちにいきます」と話す男の次の一手が気になる。