故マイケル・ジャクソンさんは生前、少年に性的虐待を加えたとして訴えられたことがあった。現在もマイケルさんの関連会社が性的虐待裁判で訴えられている。複数の米メディアが報じている。
 米メディア「ページ・シックス」は19日、「以前に棄却された性的虐待の2件の訴訟がカリフォルニア州控訴裁判所によって再開された」と報じた。

 ダンサー兼振付師ウェイド・ロブソン氏(40)と俳優ジェームス・セーフチャック氏(45)は子供時代に、マイケルさんが所有していた邸宅兼テーマパーク「ネバーランド・ランチ」で性虐待被害を受けたと主張し、それぞれが2013、14年にマイケルさんの資産を管理する会社「MJJプロダクションズ」「MJJベンチャーズ」を相手取り、提訴した。

 一審で被告側は、同社がマイケルさんの行動を制約する力はなく、ロブソン氏を含む誰に対しても保護すべき法的義務を負わないと主張。「上司(マイケルさん)の虐待を止めるよう従業員(MJJ両社)に要求するのは意味がない」という理屈だ。17年の判決では、裁判官が被告側の言い分を認め、原告の訴えを棄却。控訴裁判所で再開されたが、21年4月の判決でも棄却。ところが控訴裁判所は18日、再審理を求め、一審の裁判所に差し戻す異例の判決を言い渡した。

 法廷文書には「原告には、ジャクソンと2人きりになるという完全に予見可能な危険性から、被告が守ってくれることを期待する権利があった」としている。

 マイケルさん側の弁護士は「私たちは、マイケルの再びの無実の証明により、最終的には真実が勝利すると信じています。マイケル自身も『うそは短距離走だが、真実はマラソンだ』と語っていました」とコメントしている。