日本代表の森保一監督(54)が、J1C大阪のMF香川真司(34)を絶賛した。

 香川は20日に行われた明治安田生命J1リーグ横浜FC戦(ニッパツ)でフル出場。中盤の司令塔として1―0の勝利に大きく貢献した。

 視察した森保監督は試合後、香川について「得点の時も真司がボールを受けて中央で散らしながら、そこからの展開だった。狙いどおりの、サイドにいったんオープンに展開してからの得点だった。そこは彼が、落ち着いてボールを動かしてくれる選手がいることで攻撃がより機能している」と6位に浮上したチームの中で、好調のキーマンになっていると高く評価した。

 現在は代表でエースだった頃の攻撃的ポジションから、ボランチ(守備的MF)の位置で攻守の要を担っている。「彼の持っている能力からすれば、ボランチでボールを握るというのは良さが出る。欧州で激しく厳しい時間とスペースがない中でサッカーして、日本に帰ってきて、暑くて相手もプレッシャーも来られない中で、彼にとっては時間とスペースがあると感じながらプレーできる環境があって、より良さが出ている」と香川個人のパフォーマンスの高さの理由を分析した。

 香川は欧州から復帰後に心配された日本の酷暑の中で、この日でリーグ戦は10試合連続フル出場と全盛期の輝きを取り戻しつつある。円熟味を増した香川に、今後は代表待望論が高まりそうだ。