プロ7年目で初の2桁勝利をつかんだ。広島の床田寛樹投手(28)が17日の阪神戦(マツダ)に先発し5安打完封で10勝目(3敗)を挙げた。今季最多の122球を投げた床田は6月16日の西武戦以来、今季2度目の完封勝ち。
また3―0の4回一死一、二塁では相手先発・ビーズリーから適時二塁打を放ち、今季初打点もマークした。お立ち台で床田は「ずっと(2桁勝利を)したいと思っていた。長くかかったけど、ようやくできてよかった」と笑顔を見せた。
そんな左腕が昨年から意識するようになったのが「配球」だ。「この打者は四球でいいから、次の打者で勝負しようとか。でも簡単に歩かせるのはもったいないから、ボール気味で勝負して振ってくれたらラッキーとか」を考えているという。
入団時は意識しなかった配球を考えるようになったキッカケは昨年の成績とも関係する。「試合を抑えれるようになってきて、余裕が出てきた」と床田。結果が出始め、試合でいろんなことを試せるようになったことが大きいのだという。
これによってさらなる好循環も生まれている。
「投げミスだったり、ボール気味で投げたけど『甘くなりました』『打たれました』というのがだいぶ減った。勝負どころで投げミスが少なくなったのかなと思う」と床田は明かす。
捕手のリードの意図を理解しつつ、自分でも配球を考える。その結果、床田はキャリアハイを更新し続けている。この日は降雨による34分間の中断を乗り越えての完封。床田は「うれしい。すごくいい経験ができたと思う」と満足そうに語った。












