逆転でのCS進出を目指す西武が痛恨の黒星を喫した。15日の楽天戦(ベルーナ)は1点を追う8回に外崎、そしてこの日40歳の誕生日を迎えた中村剛也内野手の連続適時二塁打で3―2と逆転に成功。バースデーV打のおかわりが殊勲のヒーローとなる状況は整っていた。
しかし、9回のマウンドに上がった守護神・増田達至投手(35)が大誤算。2安打1盗塁で二死二、三塁のピンチを背負うと小郷に前進守備のセンター頭上を越される2点適時三塁打を打たれ逆転。この回3失点の背信投球で12日のロッテ戦(ZOZOマリン)に続く救援失敗となった。
逆転でのCS進出を目指すチームにとっては本拠地に4位・楽天、3位・ソフトバンクを迎える正念場の6連戦。是が非でも4勝2敗以上の勝率が求められる勝負どころで守護神が勝ちゲームを落とし、楽天との差を4ゲームに広げられたことの意味は大きい。
増田は「先頭からしっかりと抑えていこうと思ったけど、自分の実力不足。最後も甘かった」と1回途中5安打3失点にうなだれた。
松井監督は「(増田は)前回もやられましたけど、9回に行くところが一番難しい。そのために、しっかり準備をしてくれていますからね。またマッスー(増田)が行く時にはしっかり行ってほしいと思う。配置転換? 今の段階でそう思っていないですし、9回、その時が来たらもちろん行ってもらうつもり」とブルペンの配置転換を否定した。
8月の12試合で先発陣の防御率はリーグトップの1・70を誇る西武だが、それとは裏腹にブルペン陣が5・47と炎上中。息切れモードのブルペンは増田に代わる守護神どころか、そこへ至る方程式も危うくなってきており、僅差の逃げ切りがはかれない苦しい台所事情に陥っている。












