フィギュアスケートの世界女王・坂本花織(23=シスメックス)の今季初戦に対し、ロシアからも熱視線が送られていた。

 げんさんサマーカップ最終日(14日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)の女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の坂本は中盤のステップや後半のジャンプなどでミスが目立ち、120・34点と得点を伸ばすことができなかった。合計も187・62点に沈み、今季初戦を3位で終えた。

 そんな坂本のSPの結果などをロシアメディア「sports.ru」が報道。改めて注目度の高さが垣間見えた形となったが、坂本は試合を重ねるごとに調整上げていくタイプだ。世界選手権で2連覇を果たした昨季も、初戦となったロンバルディア杯(イタリア)では渡辺倫果(21=TOKIOインカラミ・法大)に敗れて2位だった。その後も苦しい試合が続いたものの、後半にはきっちり本来の滑りを取り戻した。

 それだけに、目の肥えたロシアのファンからは「坂本さんは大丈夫です!昨年もほぼ同じような形だったと思う」「パフォーマンスのダイナミックさを見ると、彼女は毎シーズン調子を整えるのに長い時間がかかるので、最初はいつもパフォーマンスが悪いことがわかる」などと冷静な声が相次いでいる。

 全日本選手権&世界選手権3連覇のダブル偉業に向けて、坂本の新シーズンが幕を開けた。