女子テニスの世界ランキング37位、マリエ・ブズコバ(チェコ)が、再び〝失格騒動〟に巻き込まれるところだった。

 ブズコバは、サラ・ソリベストルモ(スペイン)とのペアで出場した4大大会・全仏オープンの女子ダブルス3回戦で、加藤未唯(ザイマックス)とアルディラ・スーチャディ(インドネシア)組の失格を主審に主張。加藤の返球がボールガールに直撃したためだが、執拗な抗議で加藤組を失格に追いやったと批判の対象となってしまった。

 今回の一件は、ブズコバがナショナルバンク・オープン(カナダ・モントリオール)の女子シングルス2回戦(9日)で世界ランク6位のキャロリン・ガルシア(フランス)に勝利した試合で起きた。イライラを募らせていたガルシアは、試合の合間に怒りにまかせてボールをネット方向に叩き込んだところ、コートを横切るボールボーイに当たる寸前だったのだ。

 幸い直撃回避で失格にはならなかったが、ガルシアに警告が与えられた。やはりボールが当たっていなかったせいか、ブズコバは特にリアクションしなかった模様だが、当たっていたらどんな行動を取ったのかは気になるところ。格上からの勝利後には、自身のSNSに「今夜は愛とエネルギーを本当にありがとう。私にとって特別なものになりました」と応援への感謝をつづった。

 これには健闘をたたえる書き込みがある一方で、「加藤さんに謝罪しない限り、永遠に叩き続ける」など日本語による批判的な投稿も散見された。