WBC&WBOスーパーバンダム級王者・井上尚弥(30=大橋)が世界で〝パッキャオ級〟の高評価を得ている。井上は25日に前王者スティーブン・フルトン(29=米国)を破り、4階級制覇に成功した。
そうした中、英紙「デーリー・メール」は井上と元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)を比較する記事を掲載。「その圧倒的なパフォーマンスは、(元世界5階級制覇王者の)フロイド・メイウェザー(米国)やマニー・パッキャオと同列に語られてきた。試合中の日本人ボクサーのセンセーショナルな結果を考えれば、それも当然だろう」と報じ、井上とプロモート契約を結ぶトップランク社のトッド・デュボーフ氏が英「スカイスポーツ」に語ったコメントを引用した。
「私は1993年からこの業界にいるけど、彼のようなスピード、両手のパワー、ボクシングIQを見ると言葉を失うよ。ただただ、心をつかまれるんだ。彼はアジアで生まれた誰よりもエキサイティングなファイターだ。彼はマニー・パッキャオ以来、最もエキサイティングな存在だ」
さらにパッキャオと3度対戦した経験がある元WBC世界スーパーライト級王者ティモシー・ブラッドリー氏の井上評も紹介。「あのスピードとパワーは、初めてパッキャオと戦ったとき以来だ。井上はパッキャオよりもテクニカルで、より正確で、より正確だ。井上は適切なタイミングで適切な量のパンチを放つから並外れたものがある」と伝えている。
一方で、同記事では世界ウエルター級4団体統一王座となったテレンス・クロフォード(米国)と井上についても比較。クロフォードは29日(日本時間30日)に米ラスベガスでエロール・スペンスを下して世界初の2階級4団体統一を達成した。「井上がパウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた最強ランキング)で上位にいることは否定できない。しかし、クロフォードのレベルには及ばない」とクロフォードに軍配を上げていた。












