緊急出撃も及ばなかった。格闘技イベント「超(スーパー)RIZIN.2」(30日、さいたまスーパーアリーナ)のベラトールライト級GP1回戦で、RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(33=ブラジル)は、パトリッキー・ピットブル(37=ブラジル)に3ラウンド(R)TKO負けを喫した。

 当初はパトリッキー対AJ・マッキーが発表されていたが、AJが健康上の理由で欠場となり、サトシが代替出場。何と試合4日前に緊急出撃が決まったRIZIN王者は、第1ラウンド(R)からローキックに飛びヒザ蹴りを放つが、パトリッキーも飛びヒザを返してからバックスピンキックを決めて譲らない。

 第2Rにサトシは得意の寝技を狙って2度タックルにいったものの、前ベラトール同級王者にあっさり切られてしまう。終盤には強烈な右の飛びヒザ蹴りを浴びて、ケージ際で倒された。第3Rには、右のカーフキックをくらってダウン。そのまま追撃をくらい、レフェリーが試合をストップした。

勝利の喜びを爆発させるパトリッキー・ピットブル
勝利の喜びを爆発させるパトリッキー・ピットブル

 
 RIZINの現役王者に完勝したパトリッキーは「サトシ・ソウザ選手の右手の打撃に注意しないといけないと思っていた。テークダウンに来るか読みながら(飛びヒザを)狙っていた」と貫禄たっぷり。さすがにわずか4日前の緊急出撃では、ボンサイ柔術の達人サトシも、対処は難しかったようだ。