日本維新の会・馬場伸幸代表は26日、「共産党は日本からなくなったらいい政党だ」と評した発言の撤回を拒否した。一方、共産党の小池晃書記長は維新に対し抗議文を提出。両党の舌戦はヒートアップしている。
馬場氏は都内ホテルで共産党への発言について「政治家として信念をもって発言しています。謝罪や撤回するつもりはない」とした。その理由は「公安調査庁が、共産党を破壊活動防止法に基づく調査対象団体としている」とした上で「普通の政党ではない。政府も危険な政党とみている」と強調した。
これを受けて小池氏は国会内で維新の藤田文武幹事長に抗議文を提出。馬場氏の発言撤回を要求した。
小池氏は「藤田氏は会見で(馬場氏の発言を)撤回しないと明言された。政党間の論争と『(馬場氏の共産党が)日本からなくなったほうがいい』と、存在そのものを否定する議論は、本質的に異なる議論だというふうに言わなきゃいけません。民主主義を否定する暴論であるというわが党の指摘に対して、維新はまったく反論できなかった」と明かした。
馬場氏が会見で述べた内容には「1982年2月の衆議院予算委員会で、当時の不破哲三衆院議員の追及で、当時の公安調査庁長官が現実的に規制の請求をいたしたことがないと述べた。暴力革命の証拠となりうるものはなかったと認めました」と指摘。続けて「維新は天下の公党である日本共産党に対して、暴力革命たるという破綻済みのデマに基づいて危険な政党だと攻撃することは慎むべきです」と批判した。
立憲民主党に対しても「なくなったらいい」と発言した馬場氏。自民党との関係には「第1自民党、第2自民党でいい」と発言している。
「〝第2自民党〟とこちら(共産党)が言ったことはあるかもしれませんが、自分で認めたのは初めて。(通常国会で)入管法、マイナンバー、保険証廃止一本化にしても自民党と賛成している。(維新は)自民と同じ道を歩み、自民党政治を変えるつもりも、変える政策もないということを自ら認めたということではないかなと思います」と小池氏は語った。












