立ち技格闘技「K―1 WORLD GP 2023」(17日、東京・両国国技館)で、K―1ウエルター級王者の野杁正明(30)がアマンシオ・パラスキフ(31=ルーマニア)にわずか93秒で圧巻のKO勝ちを収めた。
ルーマニアの格闘技イベント「SUPERKOMBAT」を中心に戦い55戦43勝11敗1分け19KOの戦績で数々のタイトルを獲得してきた強豪を相手に、怪物はその真価を発揮した。1ラウンド(R)開始早々、右のカーフキックと左のローキックで体勢を崩してペースを握ることに成功。そのまま相手には何もさせず、最後は強烈な右ミドルキックで腹を打ち抜き、相手にヒザをつかせた。
その破壊力にパラスキフは悶絶するまま立ち上がれず、1R1分33秒で野杁のKO勝ちが告げられた。マイクを持った野杁は対戦相手への感謝を述べつつ「今までは来るもの拒まずでオファーがあったら誰とでも(試合に)出ていたんですけど、もういいでしょう」と不敵な笑みを浮かべる。そして「世界の強豪と戦わせてください。今度は選ばせてください。これからは世界のトップとしか戦わないので」と宣言。最後に「野杁正明が世界に挑戦していく姿を楽しみにしていてください」と観客にアピールし、歓声を浴びた。












