【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】7月3日 Mトーナメント2ndステージ B卓1回戦 南2局0本場=萩原聖人(雷)、渋川難波(サ)、近藤誠一(セ)、瑞原明奈(U)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今週取り上げるのはチームメートの渋川選手です。

 2着目で南場の親番を迎えたところ、下家の近藤選手が積極的に仕掛けます。1萬、北に続いて、9萬もポンしました。残った4牌は45萬、南、白とテンパイしておらず、ツモ切りが続きました。

迫力ある仕掛けに見えます
迫力ある仕掛けに見えます

 対する渋川選手は發アンコでドラ3萬を2枚持っており、この手を成就させたい。一向聴のところで一見、危なそうな2萬を引いてきましたが、これはツモ切りました。

危なそうな2萬を押しました
危なそうな2萬を押しました

 他に6萬も浮いており、怖がってここで降りちゃう人もいそうですが、渋川選手はなぜツモ切りできたのでしょう? ヒントは9萬ポンの前の7萬チーせずにあります。

 近藤選手はポンして8萬を切ったことから萬子899と持っていたことが分かります。迫力ある仕掛けですが、よく考えたらシンプルな25萬待ちならば7萬をチーしてテンパイを取っているのではないでしょうか。ドラが3萬ということを考えると、ホンイツドラと少なくとも3翻あるわけですから。にもかかわらずチーせずにポンしたということは、チーだと打点なり何かしらの不満があったということが分かります。

近藤選手が9萬をポンしたときの形
近藤選手が9萬をポンしたときの形

 このことから萬子のホンイツよりもトイトイなんじゃないかと見えますね。もしくはテンパイしていないかですね。2萬が当たるとしたらシャンポンが想定されます。その相方もダブ南や役牌とのシャンポンならば、やはり7萬はチーしてそう。そうしなかったということは打点的にもそんなに高いとは考えにくく、2萬で打ったとしても大したダメージにはならなそうです。それよりも満貫になる可能性がある自分の手を進めた方がよい、と判断したということです。同じ思考からテンパイした時に6萬も切りました。

 実際に近藤選手はテンパイすらしておらず、高打点にもならなそうなため、最終的に親の押しの強さを見て引きました。

 攻め込んだ渋川選手は赤5索をツモって4000オール。この加点が大きくものをいい、この試合でトップを取って、決勝トーナメントに駒を進めました。さすがの読みで、チームメートとして頼もしい限りと改めて感じました。

最後は親の満貫をツモ上がり
最後は親の満貫をツモ上がり