陸上女子で東京五輪1500メートル8位入賞の田中希実(23=ニューバランス)の〝激走〟に、さらなる活躍を期待する声が高まっている。

 8日にフィンランドで行われた「Motonet Grand Prix Oulu 2023」の女子5000メートルに出場した田中は、2000メートル付近で先頭集団に躍り出ると、複数回のギアチェンジで後続を引き離す。最後の1周は大きく腕を振って、まるで400メートル走のようなフォームでフィニッシュ。自己ベストを5秒更新する14分53秒60で優勝を果たした。

 この日のタイムは日本歴代3位。さらに世界選手権(8月、ハンガリー・ブダペスト)の参加標準記録(14分57秒00)も突破した。6月の日本選手権でも優勝しており、同種目で3大会連続となる世界選手権出場が決定。日本選手権後には「メダル争いはまだイメージはできないが、イメージしながらこれから練習してもいいのかな」と語っていただけに、また一つ自信を深めたようだ。

 ネット上では「自己ベストを5秒短縮。連戦の中ですごいなあ。ケニアの成果が結実してんのかな~」「1500で調子が上がらないと思っていたが、5000で日本記録まで1秒を切る好タイムで仕上げてくるとは」「田中希実はまだまだいけますって」「すごい。去年の試行錯誤と雌伏を経て、今年はどーんと行きそうですね」などの声が上がっている。