陸上男子110メートル障害の泉谷駿介(23=住友電工)は、順調にファイナルロードを駆け上がっている。 

 すでに世界選手権(8月、ハンガリー・ブダペスト)の代表に内定している泉谷は、ダイヤモンドリーグ(DL)第6戦(6月30日、スイス・ローザンヌ)の同種目で13秒22(向かい風1・0メートル)をマークして初優勝。日本勢のDL制覇は男子では初、女子を含めるとやり投げの北口榛花(LAL)に続いて2人目の快挙だ。

 6月4日の日本選手権では日本新記録(13秒04)を樹立。2022年世界選手権銀メダル相当の好記録だった。海外遠征に向けては「海外でしっかりと自分の力を出し切れるかどうか試していきたい」と語っていた中、世界の舞台で改めて存在感を示した。

 先月5日の日本代表内定会見では「今回は自分の力を出し切れるようにファイナルを目指したい」ときっぱり。その上で「普段コーヒーを飲むのですが、コーヒーを1週間前からカフェインを抜いて、勝負の日の朝にコーヒーを飲むのを個人的によく楽しみにしている。勝負の準決勝の日に飲みます」と決意を述べていた。

 悲願の決勝進出へ、日本が誇るハードラーの視界は良好だ。