【カップめん評論家 taka :a 激推し!トレンド最前線】多すぎて選べないならプロに聞け! 年間1000食以上をチェックする大人気ブロガーが、新作カップめんの中からオススメ5品をピックアップ。
今回は気分を切り替えられるような爽やかな柑橘系や味変可能商品、さらにモヤモヤをピリッと吹き飛ばしてくれる注目作を紹介する。
【おしゃれ淡麗系の金字塔】日清食品「AFURI 柚子塩らーめん」(328円+税)
仕込みに阿夫利山(神奈川県丹沢山系の東端に位置する大山)の天然水を使用していることから、AFURI(あふり)と名付けられた正統派の淡麗系らーめん専門店があります。それは都内における〝おしゃれ淡麗系〟の先駆けで、カフェのような店舗の雰囲気が若者や女性を虜にし続ける中、日清食品とのコラボ9年目にしてAFURI史上最高級のカップめんを展開。
このシリーズとしては初となる全粒粉入りノンフライめんに、淡麗系でありながらも濃密でリッチな柚子塩スープ、そして具材には炙りコロチャーシューを搭載と隙を見せない一杯で、感性は若いのに肝が据わった実力派。縦型ビッグの「柚子塩らーめん」と比較して柚子は弱くなってしまったけれど、新たなAFURIワールド全開です。
【“後入れ” で広がる世界】7プレミアム「蔦 醤油Soba」(278円+税)
「Japanese Soba Noodles 蔦」といえば、ラーメン専門店として世界初のミシュラン〝一つ星〟に輝いた名店で、業界の常識を覆し続けた革命児。2017年からセブン&アイグループのカップめんを監修していますが、2年ぶりに通年品の仕様を変更。
もっとも顕著な変更は「後入れ粉末スープ」の導入で、蕎麦つゆのように上品なスープと黒トリュフの香りはそのままに、ポルチーニ茸の旨みとクリーミーなコクが加わる様は、他のカップめんにない捻り。ただ、スープの大幅な進化と引き換えに、レトルトのメンマが乾燥具材にグレードダウンしたので、そこは次のリニューアルに期待でしょうか。
【マーブル色の名作】サンヨー食品「名店の味 桂花 赤マー油仕上げ 辛口熊本豚骨拉麺」(260円+税)
桂花(けいか)とは、熊本ラーメンを初めて東京に進出させた昭和年創業の老舗で、マー油と呼ばれるトッピングの発祥店。その味わいを再現した「熊本マー油豚骨」は、通年販売商品として確固たるポジションに位置しています。
しかし、それとは異なる魅力を備えた〝赤マー油〟仕上げの一杯は、通常のマー油に唐辛子のアクセントを絶妙に掛け合わせた期間限定品で、その個性を慈しむように支えてくれる、母なる大地のような豚骨の旨みも見どころ。チャーシューは取って付けたようにショボいけどw 具材の「茎わかめ」は印象に残ること請け合い。お店の名前が〝金木犀〟に由来しているように、とても香り高く丁寧な一杯です。
【ニボ×カラで中毒性マシマシ!!】東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 濃ニボ ちょい辛」(333円+税)
2020年から毎年恒例となっている「濃ニボ」ですが、23年の相棒は背脂ではなく辛味。とはいえ刺激については人を選ぶほどではないけれど、煮干しならではの旨みを厚く上品に編み込んでいる、マルちゃん特有の煮干し感を中心に、濃厚な動物系の旨みと適度な辛味が絡み合う様は、さしずめ辛さ控えめな「辛辛魚らーめん」といったところ。
かつての「辛ニボ」を彷彿とさせるコンセプトでありながら、それをリッチにブラッシュアップした感じの仕上がりで、値段の高さが玉に瑕ではあるものの、やみつきになる中毒性の持ち主です。濃いめの煮干しラーメンは、好きですか。
【本家超え!? あの名作が“夏の辛口”に】ヤマダイ「ニュータッチ 凄麺 夏の辛味噌ねぎラーメン」(255円+税)
23年6月現在、ご当地シリーズ全25種、逸品シリーズ全5種を展開している凄麺(すごめん)ですが、その中でも不動の売上No.1に君臨するのが「ねぎみその逸品」。自慢のノンフライめんに、短冊切りのFDネギブロックと生おろしニンニクの別添を特徴としています。そのDNAを色濃く受け継いだ〝夏の一杯〟は、社長こだわりのニンニク辛ダレと極太麺がステータス。この辛ダレが地味に辛いw
しかし、ただ辛いだけのタレにあらず。じんわりと全体に滲む粘度の高さだったり、インパクトは強くとも土台の魅力は壊さない絶妙な攻撃力だったり、緻密な計算が伝わってくる仕上がりで、ネギとスープの相性は本家を超えると感じたほど。これから本格的な暑さを迎える季節、1度は食べておきたい逸品です。
各商品の詳しいレビューはブログ「本日の一杯 -Cupmen review blog-」参照。
※表示価格は発売時のメーカー希望小売価格です。スーパーなどでの販売価格は希望小売価格よりも安くなるケースが一般的ですが、コンビニでの販売価格はメーカー希望小売価格+8%を目安にしてください。






















