【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。
【お悩み】ゴルフでハーフが終わる頃にはヒザに力が入らなくなってしまいます。毎日1万歩は歩いているのですが。(50代男性)
【アドバイス】筋肉の衰えのシグナルなのでスクワットを重点的に行ってみてください。
【解説】出版社に勤める男性からの相談でした。ヒザに力が入らなくなるのは、太ももの筋肉が衰え始めているシグナルです。
太ももには、内転筋群といわれる股関節を支える内側の筋肉と、ハムストリングと呼ばれるヒザを支える後ろ側の筋肉があります。これらの筋量が落ちてしまうと、腰も伸ばせない状態となり、腰まわりの筋肉まで落ちてしまう悪循環に陥ってしまいます。
50代男性なら、男性ホルモンの減少で代謝も落ち、筋肉の束が細くなってきているので、放置しているとだんだん歩けなくなる恐れもあります。
日々1万歩は歩いているとのことでしたが、年齢も考慮に入れると、有酸素運動よりも筋トレに重きを置いたほうがいいので、スクワットや軽いジャンプをして太ももの筋肉を強化する必要がありました。
手軽にできる筋トレ方法は、太ももの筋肉をストレッチでやわらかくしてからスクワット10回を1日2セット。ガニ股気味の方なら内側の筋肉が落ちている可能性が高いので、ナロースタンスという自分の肩幅より狭いスタンス。お尻の筋肉が落ち気味で腰が痛いのであれば、肩幅より広いワイドスタンスでスクワットを行う。
男性は筋肉がかたい部分とやわらかい部分が混在したまま全体的に筋肉が落ちていたので、ワイドスタンスとナロースタンスを交互にゆっくり10回ずつ、1日2セット行うことをすすめました。
1か月後、男性は18ホールをカートなしで回り、しかもベストスコアが出せたと報告しに来てくれました。












