【病院通いになる前に健康寿命をのばす!プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏による健康アドバイス。実際の事例をもとに、解説します。

【お悩み】四十肩で右肩が上がらない中、今度は左肩にしびれが。この苦痛を取り除くストレッチなどありますでしょうか?(40代女性)

【アドバイス】「首と鎖骨マッサージ」+「肩の上下運動」を日々のルーティンに!

【解説】麻雀プロからの相談でした。プロ仲間にも同じ悩みを持つ人は多いそうで、痛みがひどくて眠れない日もあるとのことでした。

 四十肩は原因不明の症状といわれていますが、首の付け根の筋肉と肩の付け根にあたる鎖骨の下部分の筋肉が硬くなっているケースがよく見られます。相談に来られた女性にも同じ症状が強く出ていました。

 首を前に倒すとぽこんと出る骨があり、その骨の下にある筋肉は薄いため、硬くなりやすい傾向があります。麻雀は座って行うゲームですが、スマホやPCも座った状態で長時間使用し過ぎると、首の付け根の筋肉はすぐに硬くなり、ひどい場合は手首や指までしびれるようになってしまいます。

 まずは首の骨の下部分と左右の鎖骨の下部分の筋肉を指でさするように30秒ずつマッサージしてください。首の骨の下部分に手が届かない方は、温湿布や蒸しタオルを乗っけるだけでも固まった筋肉をやわらげることができます。こわばった筋肉をほぐしたら、以下の動作を各10回ずつ行ってください。

 ①腕を組んだ状態で肩の上げ下げ

 ②手を後ろに組んだ状態で肩の上げ下げ(※手を後ろに回した時に肩の痛みが強い場合は行わないでください)

 ポイントは最初に首と鎖骨まわりの付け根の筋肉をほぐすことです。筋肉をやわらかくしてから肩の上下運動を行うことで、肩の可動域は無理なく広がっていきます。痛みをやわらげるだけではなく、四十肩の予防にもつながります。