本気なのか、それとも…。〝世界の田中〟こと皇治(34)が、総合格闘技(MMA)デビューの前に柔術の青帯取得を目指すことを宣言した。

 皇治は4月1日に行われた格闘技イベント「RIZIN.41」で、〝キック界のナマズ〟こと芦澤竜誠に判定1―2で敗れて引退を示唆。しかし、6月には早くも翻意会見を行い「実は悔しくてたまらなくて、あの試合後、1週間後くらいからMMAの練習をしてます」と現役を続行し、MMAの戦いに臨むことを表明した。

 現在は〝バカサバイバー〟こと青木真也や柔術家の竹浦正起、同じ「TEAM ONE」所属の住村竜市朗から、MMAに必要な寝技の指導を受けているという。その上達には自信を見せており、7月23日に東京・ニューピアホールで行われる「DEEPvsNARIAGARI」の対抗戦の会見でDEEPの佐伯繁代表から「この大会でグラップリングに出て赤っ恥をかいてほしい」と水を向けられると、「やるなら、美人な柔術の強いコとやりたいけどなあ…。まあ、何かはできれば」とエキシビションを含めて登場に含みを持たせた。

 同会見では、さらに地方で柔術の公式戦に出場することも予告。その真意を問うと「MMAデビューする前に、柔術の青帯を取りたいと思って」と意欲を見せた。柔術は基本的に白帯でスタートし、青帯は指導者の裁量で決定される。青木か竹浦から認定されるであろう皇治は、白帯として公式戦に出場した後、青帯を受け取ろうと考えているようだ。

 だが、MMA転向を目指す皇治は柔術着を着用しない、いわゆるグラップリングの練習しかしていない。当然、公式戦もその試合が候補になると思いきや、皇治は「いや、そこは柔術着を着る試合に出ますよ。だって、着てる方がヒクソン(グレイシー)みたいでかっこいいですやん。まあ、帯は最悪、真也に金を渡してなんとか…(以下略)」とうそぶいてみせる。

 果たしてどこまで本気なのか…。皇治は「MMAは年内にできれば。その前にまずは青帯や」と意気込んだ。