米老舗スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は16日(日本時間17日)に「大谷翔平はすでにア・リーグMVPレースに終止符を打った」と題する記事を掲載し、エンゼルス・大谷翔平投手(28)を絶賛した。

「シーズン半分もたたないうちに、ア・リーグMVPレースは終了したように見える。僅差でもない。大谷翔平は、加入以来最高のエンゼルスで、キャリア最高の野球を見せている」と伝えたのは名物記者のトム・ベルドゥッチー氏だ。

「昨年62本のホームランを打ったアーロン・ジャッジがいなければ、大谷は3年連続のMVPを見ていただろう。大谷以前まで、野球で最高のホームラン打者が、最も打てない投手になるなんて吹っ飛んだ考えだった。今もそうであるべきだ。大谷が3年連続エリートな二刀流を行っていることで、その驚きを減少させるべきではない。むしろ強調するべきだ」と大谷の投打のすごさを列挙した。

「本塁打数メジャートップ(22本)の選手が同時に最も打ちにくい投手(9イニング平均被安打5・6)」

「大谷は打者としてだけの成績でMVPになれる。チーム71試合で打率3割、22本塁打、10盗塁、3三塁打を記録したのは2018年のマイク・トラウトに次いで2人目」

「大谷のキャリア史上最も大舞台となったレンジャーズ4連戦で大谷がやったのは、打率5割8分3厘、20打席中14回出塁、4本塁打、長打率1・667、そして一流の攻撃力を誇るチーム相手にクオリティースタート(6イニング、2失点)をマークして勝利した」

 ベルドゥッチー記者は「これが当たり前と捉えてはならない。大谷は、ピークのマイク・トラウトとジャスティン・バーランダーを組み合わせたシーズンを過ごしている。大谷以上にアメージングな選手はいないのだ」とまとめた。

 球界の常識のはるか上を行く大谷。そのプレーを見逃してはいけない。