米男子ゴルフツアー(PGA)は6日、対立していたサウジアラビア政府系ファンドが支援する高額賞金ツアー「LIVゴルフ」と和解し、欧州ツアーとともに統合することで合意したと発表。LIVを痛烈批判してきたスター、タイガー・ウッズ(47=米国)らの動向が注目されている。

 米メディア「ニューヨークポスト」は「LIVとの合併を喜べない」との見出しで、「見事な合併が何を意味するのかについてまだ答えられない疑問は多く、その中で最も顕著なのはタイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ(34=英国)、ジョン・ラーム(28=スペイン)のようなPGA支持者たちがどのように感じているだろうか、ということ」と報じた。

 特にウッズは、多額の報酬に釣られて多くの選手が「LIVゴルフ」に転籍する中で、PGAツアーを支持。LIVから提示された8億~9億ドル(約1112億~約1251億円)のオファーを拒否したが、米「FOXスポーツ」は「断ったのはムダだった」との見出しで報道。さらにLIVゴルフを主導していたグレッグ・ノーマンに対しても辛らつ発言を繰り返すなど〝反LIV〟の筆頭格だった。それだけに、和解に複雑な思いをくすぶらせているのは間違いなさそうだ。

 またマイケル・キム(29=米国)は「どれだけの人が知っていたのか非常に興味深い。選手が組織を運営しているんですよね」と決定方法を疑問視。マッケンジー・ヒューズ(31=カナダ)はSNSに「絶対にやらないと言っていたツアーと合併することをツイッターで知ることほどうれしいことはない」と皮肉を込めて記した。