〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(60)が「第42回ベスト・ファーザー イエローリボン賞」のスポーツ部門に選出され、6日に都内で行われた授賞式に出席した。

 父の日(18日)に先駆けて開催されたセレモニーで、武藤は芸能部門の高橋克典らとともに受賞。1男1女の父である武藤は「植木職人の父親の職人芸を見て育ち、1984年にプロレスラーという『職人』としてデビューし、『作品』というべき試合を39年にわたってこなし、その真剣な生き方をもって2人の子供を育てた心身ともに強い父親です」との理由で選ばれた。

 武藤は「俺でいいのかなあなんて思っちゃったりもしますね」と苦笑い。続いて「現役時代は巡業もあってほとんど家にいなかったから、ほとんど家庭を顧みることができなかった。それが引退してからずっと家にいて家族から『うざい』『うっとおしい』とけむたがられている。そんな俺がもらっていいのかと思うんですけど、いただけるものはいただきます」と閃光魔術ジョークをぶっ放して会場の笑いを誘う。さらにトロフィーを手に「39年間一生懸命やりまして、プロレスに関しての賞という賞は全部取りました。でもプロレスのどんな賞よりもベスト・ファーザー賞は好感度アップ、イメージアップですよ」と喜んだ。

 子供のことを問われると、長男について「27歳なんですけど、俺より身長も体重もデカいからね。それでどうにかプロレスの方に行かせようとしようとしたんだけど、普通のサラリーマンになりました」。また、長女の霧愛(むあ)については「娘はシンガー・ソングライターで頑張っているので応援してください」とアピールも忘れず。自身の今後について「子供たちももう大きいし育っているし、これからはめちゃくちゃワガママなクソジジイになってやろうと思います」と〝らしい〟目標を掲げて笑顔を見せた。